部品・基板をきれいにデジカメで撮る方法

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銀塩写真を趣味にしている方にとっては当たり前のことかもしれませんが,以下のようなコツで基板や部品をきれいにデジカメで撮ることが出来ます.

[撮影時のセッティング方法]天井照明の明るさや壁からの反射光の強さに応じて,スチレンボードの高さは適切に設定してください.

壁面からの反射光が強すぎる場合は,天井照明を暗くするか,壁に薄い色のカーテンをかけるなどして対処してください.

逆に照明が暗すぎる場合は,電気スタンドを天井に向けて点けるなどしてください. また,スチレンボードの代わりに光の透過性のある白い日傘を使ったりしても良いのではないかと思います.


撮影例1

天井照明とフラッシュで撮影したプリント基板画像天井照明とデジカメ内蔵のフラッシュで撮影

基板下部でフラッシュ光が反射して色が飛んでしまっています.
コネクタ部分も露出オーバーになっています.

天井照明で撮影したプリント基板画像天井照明からの直接光で撮影

コネクタとプッシュ・スイッチの金属部分は露出オーバーですが,基板全体は露出アンダー気味で色合いが良くありません.

間接光で撮影したプリント基板画像間接光のみで撮影

コントラストは低めですが色調は一番良好です. 金属や光沢面での不自然な光の反射もありません.(ケミコンの頂部だけは露出オーバーで飛んでしまっています)
映り込みがあるものの,スピーカの黒い樹脂コーンの形状もよくわかります.
天井照明は蛍光灯ですが,ホワイトバランス補正等はせずに自動モードで撮影しています.


撮影例2

間接光で撮影したプリント基板画像間接光で撮影したプリント基板画像


撮影例3

間接光で撮影したプリント基板画像(ユニバーサル基板の工作例)


撮影例4

黒いものを方眼紙を背景に撮影した例


撮影例5

金属筐体の製品の撮影例(cubeSP キューブエスピー 無指向性スピーカー)金属筐体の製品の撮影例(cubeSP キューブエスピー 無指向性スピーカー)

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